【キャラ紹介】『片田舎のおっさん、剣聖になる』登場人物＆声優一覧まとめ

2025年4月より放送中のアニメ『片田舎のおっさん、剣聖になる』は、原作小説とコミカライズを含めてシリーズ累計650万部を突破した人気作品です。

本記事では、本作に登場する個性豊かなキャラクターたちと、その声を演じる豪華声優陣について徹底紹介します。

ベリル・ガーデナントをはじめとする主要人物の設定や関係性、キャラクター同士の掛け合いの魅力を声優の演技と共にお届けします。

『片田舎のおっさん、剣聖になる』キャラクター＆声優まとめ

この作品の魅力は、なんといっても登場キャラたちの人間味と関係性の深さにあります。

中年の剣士・ベリルを中心に、弟子や騎士団の仲間たちが、それぞれの想いや課題を抱えながら物語を彩っていくんです。

この記事では、そんなキャラクターたちを演じる声優陣とともに、ひとりひとりの見どころを紹介していきます。

ベリル・ガーデナント（CV：平田広明）

本作の主人公。田舎でひっそりと剣術道場を営んでいた中年剣士・ベリル。

一見おっとりしたおっさんですが、実はとんでもない実力の持ち主で、「剣聖」と称されるほどの強さ。

昔は剣の道を極めようとしていた時期もあったけれど、今はのんびり暮らしてる……と思いきや、かつての弟子・アリューシアに呼ばれて王国騎士団の指南役に。

本人は自信なさげでも、戦えば圧倒的。そんなギャップもまた魅力です。

アリューシア・シトラス（CV：東山奈央）

ベリルの元弟子で、今では王国騎士団の団長にまでなった若きエース。

あの年で「神速」の異名を持ち、免許皆伝をもらったかと思えば、すぐに騎士団のトップに。

そんな彼女がベリルに向ける尊敬とちょっと特別な想い……そこにニヤッとくる人、きっと多いはず。

スレナ・リサンデラ（CV：上田瞳）

ベリルの弟子のひとり。冒険者としては最高ランク・ブラックランクに属する実力者です。

愛用武器は、竜素材で作られた「竜双剣」。
その見た目どおり、パワーとスタミナでは誰にも負けません。

実は過去に色々あって、心に傷もあるけれど……今はベリルとの師弟関係が大きな支えに。

クルニ・クルーシエル（CV：広瀬ゆうき）

小柄ながら力持ちで、騎士団の中ではムードメーカー的な存在。

ちょっとドジだけど、明るくて一生懸命。そんな彼女もベリルの教えで少しずつ成長していきます。

まさに努力型の王道キャラで、応援したくなるタイプですね。

フィッセル・ハーベラー（CV：矢野妃菜喜）

剣と魔法を組み合わせた「剣魔法」を使いこなす、才色兼備な弟子。

完璧主義で、ちょっと他人にも厳しめ。でもそれは、ちゃんとした実力と努力の裏返し。

魔術師学院で講師までやってるくらいなので、そのレベルはお墨付きです。

ベリルには全幅の信頼を寄せていて、その師弟の絆も見どころのひとつです。

ベリルの弟子たち──キャラ設定とそれぞれの成長物語

『片田舎のおっさん、剣聖になる』では、ベリル本人の渋い魅力はもちろんなんですが、弟子たちの存在が物語の芯になってます。

ただの脇役じゃなく、それぞれがしっかりと自分の道を歩んでいて、剣士、騎士、冒険者、魔術師として第一線で活躍してるんです。

そんな彼らが、ベリルの元に自然と集まってくる構図もまたグッとくるポイント。人との繋がりの深さが、この作品の味わいになってます。

弟子たちのキャラとポジション紹介

スレナはパワー型の双剣使いで、冒険者ギルドの最高ランクに名を連ねるほど。

戦う姿はまさに迫力満点で、「強い女」って言葉が似合う存在です。

クルニは小柄ながらもパワフルで、剣士としてはまだ発展途上だけど、そこがまた応援したくなるんですよね。

明るく元気で、チームの雰囲気を和ませるムードメーカー的ポジションでもあります。

フィッセルは“剣魔法”というちょっとトリッキーなスタイルを使いこなす、頭脳派の弟子。

完璧主義で少しキツめだけど、それも強さと真面目さの裏返し。チームには欠かせない存在です。

それぞれの道を歩んだ弟子たちとの再会

一度は道場を巣立っていった弟子たちが、成長した姿で再びベリルの前に現れるシーンは、まさに名場面。

なかでも印象的なのが、アリューシアが王国騎士団の団長としてベリルを迎えに来る場面。

久しぶりの再会に、みんながベリルを「先生」と呼びながら、「もっと評価されるべき人だ」と言うくだりは胸に響きます。

弟子たちが語る“先生”のすごさ

弟子たちが、どれだけ強くなってもベリルを慕い続けるのは、単に剣の腕を教えてもらったからじゃありません。

ベリルの教えは、強さだけじゃなく、人としての在り方まで含んでるんです。

だからこそ彼の背中を見て育った弟子たちは、深い信頼と恩義を感じていて、それが物語の重要なテーマ──「信頼と恩義」につながっていきます。

師匠と弟子の絆って、年齢を重ねるほど沁みてくるものがありますよね。

レベリオ騎士団・魔法師団など、王国の主要組織と魅力的なキャラたち

『片田舎のおっさん、剣聖になる』は、ベリルと弟子たちの物語だけじゃありません。

舞台となる王国には、レベリオ騎士団や魔法師団といった強力な組織が登場して、物語に厚みを加えてくれています。

そうした組織に所属するキャラたちも、最初はベリルを疑ったり張り合ったりしながらも、だんだんと彼のすごさを認めていく。その変化がまた面白いんです。

ヘンブリッツ・ドラウト（CV：石川界人）──最初は対立、でも心は真っ直ぐ

レベリオ騎士団の副団長で、「轟剣（ごうけん）」の異名を持つ実力派。

登場時はベリルに対してちょっとピリついてて、「この人ほんとにすごいの？」って感じで模擬戦を挑みます。

でも、いざやってみたら完敗。しかも、その剣技のレベルの高さに思わず納得。

戦いを通じて生まれる信頼関係って、なんか燃えますよね。ベリルを認めたあとは、部下や周囲の空気も少しずつ変わっていきます。

ルーシー・ダイアモンド（CV：斎藤千和）──外見ちびっこ、中身は大魔術師

魔法師団の団長にして、見た目は少女、中身は年齢不詳の大ベテランというギャップ系キャラ。

ベリルの噂を聞いて興味を持ち、自らバトルを申し込むあたり、プライドも探究心も一流。

戦ったあとはすっかりベリルに懐いて（？）、ちょっと悪友みたいな距離感に。

ときどき見せるお茶目な一面が、魔法師団長という肩書きにいいギャップを与えてくれます。

魔術師学院や冒険者ギルドとの関わりも

ベリルは実力を買われて、魔術師学院で剣術指導をするようになります。

「剣士が魔術師のとこで教えるの!?」って思いますが、彼の教えが“剣魔法”の技術向上に繋がっていくのがまた面白い。

冒険者ギルドでも、弟子・スレナとの模擬戦を通して、若手たちから一目置かれる存在に。

王国全体で「やっぱあのおっさん、ただもんじゃないな…」という空気が広がっていくのが気持ちいいんです。

スフェン教とフルームヴェルク家──王都の外にも広がる物語

『片田舎のおっさん、剣聖になる』の面白さは、剣と修行だけじゃありません。

政治、宗教、貴族の思惑といった広がりのある世界観も、物語に深みを加えてくれています。

中でもスフェン教の陰謀や、フルームヴェルク家の人々との関わりは、ベリルがどんな「信頼の輪」を築いていくのかを描く、重要な要素です。

スフェン教と敵キャラたちの立ち回り

スフェン教は、いわゆる裏社会の暗躍者たち。見えないところで色んな事件を起こしてる、謎の宗教組織です。

その中心にいるのが、レビオス司教。なんと「亡き者を操る」禁術を使う、とんでもない存在。

ベリルとは当然、対立関係になるんですが、直接対決の場面はまさに圧巻です。

そして、レビオスに仕える教会騎士団の隊長・シュプール（CV：逢坂良太）も外せません。

冷静沈着ながら、戦闘では獣のような本能を剥き出しにするタイプ。ベリルとの一騎打ちは、本作屈指の名バトルです。

フルームヴェルク家の兄妹とベリルの絆

一方、地方領主であるウォーレンとその妹シュステの兄妹も、物語にあたたかさを与えてくれる存在です。

ウォーレンはベリルのかつての弟子で、今ではフルームヴェルク領を治める若き辺境伯。

シュステもまたベリルを「先生」と慕い、兄妹そろってベリルの教えに深く影響を受けて育っています。

剣を通して繋がった信頼は、貴族と庶民といった立場の差を軽々と越えていくんですよね。

善と悪、その狭間にいるベリルの生き方

スフェン教のように明確な“悪”がいる一方で、フルームヴェルク家のような善良な存在も登場することで、物語は単純な勧善懲悪にはなりません。

ベリルはその中で、誰かに肩入れしすぎることなく、でも大切な人には全力で応えるという、独自のスタンスを貫いていきます。

そこには「ただの強いおっさん」ではない、人間としての深みがしっかり描かれているんです。

『片田舎のおっさん、剣聖になる』キャラ紹介＆声優情報まとめ

ここまで見てきたように、この作品の魅力は、何といっても個性的なキャラ設定と、演技力抜群の声優陣の掛け合わせ。

それぞれの登場人物が丁寧に描かれていて、物語の中でしっかりと「生きている」感覚があります。

キャラたちの視点を通して描かれる“ベリル像”も、彼の奥行きある人物像を浮かび上がらせてくれます。

主要キャラの関係性と役割──ただの脇役じゃない

ベリルを中心に、弟子たち、王国騎士団、魔法師団、そして地方貴族たちが絡み合う人間模様は、群像劇的な魅力すら感じさせてくれます。

誰かが誰かを支えたり、刺激を受けて成長したり──その関係性がしっかり描かれてるからこそ、キャラそれぞれが物語の中心に立つ瞬間があるんです。

特に弟子たちが“師匠”としてのベリルをどう見てるのか。その目線が、視聴者にとっての彼の魅力にもつながっていきます。

演技派ぞろいの声優陣と注目ポイント

まず語らずにはいられないのが、平田広明さん演じるベリル。

ちょっと控えめで渋い中年剣士の雰囲気を、声だけでここまで表現できるのはさすが。穏やかさの中に潜む“本物感”が絶妙です。

東山奈央さんが演じるアリューシアは、強さとまっすぐな愛情のバランスが見事。

そして、矢野妃菜喜さんが演じるフィッセルは、知性と情熱が同居したキャラクターを丁寧に演じきっています。

それぞれの声がキャラに命を吹き込んでいて、原作ファンもアニメ組も納得のクオリティです。

まとめ──人間関係で魅せるアニメ

『片田舎のおっさん、剣聖になる』は、派手なバトルだけじゃなく、人と人との繋がりや、人生をやり直す強さといったテーマを大切にした作品です。

キャラクターそれぞれが持つドラマに注目しながら、ぜひアニメや原作を楽しんでみてください。

きっと、ベリルのことを“ただの田舎のおっさん”とは思えなくなってくるはずです。