【豪華声優陣】アニメ『ガチアクタ』キャスト＆代表作まとめ

2025年夏に放送予定のアニメ『ガチアクタ』、気になってる方も多いんじゃないでしょうか？

この作品、実は『週刊少年マガジン』（講談社）で連載中の人気バトルアクション漫画が原作。舞台はスラム街と“奈落”と呼ばれる過酷な地下世界で、差別や格差といった重たいテーマに真正面から向き合いながらも、アツいバトルと仲間との絆がしっかり描かれる、骨太なストーリーになっています。

そしてアニメ化にあたって注目すべきポイントのひとつが、なんといっても豪華すぎる声優陣！

市川蒼さん、小西克幸さん、松岡禎丞さん、花守ゆみりさん、森川智之さん、新祐樹さん、伊藤美来さん…と、アニメファンなら思わず「おっ！」と反応しちゃう実力派ばかりが勢ぞろい。しかも、それぞれがこれまで演じてきたキャラの雰囲気や演技の幅が、『ガチアクタ』のキャラたちとすごくマッチしてるんですよね。

この記事では、そんな『ガチアクタ』のキャラクターと担当声優さんの情報を、代表作や演技の魅力と合わせて、じっくりご紹介していきます。

「この人、あのキャラの声もやってたのか〜！」とか、「なるほど、だからこのキャスティングなのね」といった、ちょっとした発見も楽しんでもらえたらうれしいです。

アニメを観る前の予習にもぴったりなので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね！

◆ルド（CV：市川蒼）

『ガチアクタ』の主人公・ルドは、生まれも育ちもスラム街という、かなり過酷な環境で生きてきた少年です。

ゴミ捨て場を漁って生計を立てるというハードな日々の中でも、育ての親・レグトとの絆を心の支えにして、たくましく生きています。

でも、そんな彼の人生はある日一変。なんと、まったく身に覚えのない罪をかぶせられて、“奈落”と呼ばれる未知の地下世界へと落とされてしまうんです……。

そんな波乱万丈な主人公・ルドを演じるのが、市川蒼さん。

市川さんといえば、代表作『Just Because!』の泉瑛太役で見せた、思春期のもやもやした感情や静かな葛藤の描写が印象的でしたよね。

さらに『地獄楽』では、無口だけど芯の強い山田浅ェ門付知を好演。淡々とした中にも熱を感じるような演技が、見る側の心にじんわり染みてくるんです。

ルドって、怒りや悲しみ、希望や反骨心が入り混じった、すごく複雑なキャラクターなんですよ。

「こんな社会、おかしいよな」と思いつつも、仲間や大切な人への思いを捨てきれない…そんな彼の葛藤に、市川さんの繊細で感情を丁寧に積み上げるお芝居がピッタリなんです。

とくに注目したいのは、ルドが何度も挫折しながらも「世界を変えたい」って強く願うその姿。

反骨精神と誠実さの同居を、どんな声のニュアンスで表現してくれるのか、本当に楽しみなポイントです。

市川さんの演技で、ルドの人間くささと真っ直ぐさが、ぐっとリアルに感じられるはず。

◎代表作と魅力

• 『Just Because!』（泉瑛太）── 思春期のリアルな感情表現が光る
• 『青のオーケストラ』（青野一）── 音楽に悩み苦しむ少年の繊細な心情を演じる
• 『ヴィンランド・サガ』（トルフィン少年期）── 純粋さと過酷な運命を背負った少年を熱演
• 『地獄楽』（山田浅ェ門付知）── 静けさの奥にある覚悟と優しさがにじむ演技

◎演技の特徴

感情を過剰に盛らず、「言葉にならない想い」を声で伝えるのがとても上手な方。ルドのような内面に葛藤を抱えるキャラにぴったりの声優さんです。

◆エンジン（CV：小西克幸）

ルドが“奈落”で出会う仲間のひとり、エンジンはまさに心も体もデカい頼れる兄貴分といった存在です。

その圧倒的なフィジカルはもちろん、どっしりとした精神力や、迷いながらもまっすぐなルドを支える懐の深さがとても印象的。初めて出会ったときから、どこか安心感を与えてくれるキャラクターです。

彼の存在は、ルドにとって「奈落」での新しい生き方を切り拓く“道しるべ”みたいなもので、ストーリー上でもかなり重要なポジションにいます。

そんなエンジンを演じるのは、我らが小西克幸さん！

小西さんといえば、『鬼滅の刃』の宇髄天元のような派手でカリスマ性のあるキャラから、『ゴールデンカムイ』の鯉登少尉のような一癖あるコミカル系まで、幅広く演じ分ける実力派。

『天元突破グレンラガン』のカミナなんかは、アニメ史に残る熱血兄貴キャラですよね。「背中で語る男」を演じさせたら右に出る者なしです。

エンジンというキャラもまさにその系譜で、表向きは頼れるリーダーだけど、実は複雑な過去や葛藤を抱えているという深みのある人物。

そういう多面的なキャラって、ちょっとした声のトーンや間で印象がガラッと変わるんですが、小西さんの芝居なら間違いなくそこも魅せてくれます。

ルドとの関係性がどう変化していくのか、また戦闘シーンでの迫力あるセリフ回しや緊迫感にも要注目です！

◎代表作と魅力

• 『鬼滅の刃』（宇髄天元）── 派手好きだけど責任感あふれる柱
• 『ヘタリア』（アメリカ）── 明るくユーモアたっぷりな自由人
• 『天元突破グレンラガン』（カミナ）── 熱血の象徴、背中で引っ張る兄貴
• 『ゴールデンカムイ』（鯉登音之進）── お坊ちゃま感と軍人のギャップが魅力
• 『BLEACH』（檜佐木修兵）── クールで頼れる副隊長

◎演技の特徴

包容力のある低音ボイスと、男らしさと優しさを併せ持つ演技が持ち味。「強さと温かさを兼ね備えた兄貴キャラ」を自然体で演じられるのが最大の魅力です。

◆ザンカ（CV：松岡禎丞）

ザンカは、ルドが奈落で出会う仲間の中でも、とにかくインパクト強めな戦士。

乱暴で口も悪いし、とにかく言動がワイルド。でも、ただの暴れん坊かと思いきや、戦闘になると桁違いの強さを見せつけてくれるんです。

その背中には、過去の影とか、独自の信念みたいなものがちらっと垣間見えて…なんだかんだで目が離せない存在。

そんなザンカを演じるのは、実力派声優・松岡禎丞さん。

『ソードアート・オンライン』のキリトで、クールで熱い主人公を演じたかと思えば、『鬼滅の刃』の嘴平伊之助では野生丸出しで叫びまくる豪快キャラを演じきる。まさに演技の振れ幅がエグい人です。

さらに『リコリス・リコイル』では、冷静と狂気を同時にまとった真島という敵キャラも演じ、演技力の深さを改めて見せつけてくれました。

ザンカって、初見では「ただの危ないやつかも」と思わせつつ、実は仲間想いで真っ直ぐな部分もあるんですよね。

そのギャップを自然に出せるのが、まさに松岡さんの真骨頂。

激情型のキャラを、叫びだけじゃなく“情”で演じるのが本当に上手な声優さんなんです。

ザンカの見せ場といえば、やっぱり戦闘シーン！

ド迫力の絶叫ボイスや、感情が噴き出すようなセリフは、間違いなく耳に残ります。

「暴れてるだけじゃない」っていう深みが、きっと伝わってくるはずです。

◎代表作と魅力

• 『ソードアート・オンライン』（キリト）── クールで頼れる主人公像を確立
• 『鬼滅の刃』（嘴平伊之助）── 野性的でパワフルな叫び演技が印象的
• 『五等分の花嫁』（上杉風太郎）── ツッコミ役に徹する真面目系男子
• 『リコリス・リコイル』（真島）── 知略と狂気を兼ねたクセの強い敵役
• 『原神』（魈）── 孤高の守護者を美しく繊細に演じ分け

◎演技の特徴

熱さ・クセ・内面の揺らぎをすべてひとつのキャラに詰め込む天才。激しいアクションと繊細な感情表現のどちらにも対応できる、オールラウンダー声優です。

◆リヨウ（CV：花守ゆみり）

リヨウは、奈落の中でもひときわ“知性”が光るキャラクター。

ルドや他の仲間たちが熱く突っ走るタイプだとしたら、リヨウは冷静に全体を見て、的確に判断を下す「ブレーン」のような存在です。

戦闘では自分の能力や状況をちゃんと把握して、無駄なく効率よく動けるタイプ。その理性的な振る舞いがまたカッコいいんですよね。

でも、一方で時折見せる揺れる感情や不安な表情が、彼女の“人間らしさ”としてじんわり響いてくる。

そういうギャップも含めて、リヨウってとても魅力的なキャラなんです。

そんなリヨウを演じるのは、多彩な役柄でおなじみの花守ゆみりさん。

『ゆるキャン△』では、天真爛漫で元気いっぱいななでしこを演じていて、「明るくてかわいい」印象が強いかもしれませんが…

実は『地獄楽』の佐切や、『かぐや様は告らせたい』の早坂愛のように、クールで知的な女性キャラもばっちりハマる実力派なんです。

リヨウのように、「強さ」と「柔らかさ」を両方持っているタイプのキャラは、感情の切り替えやトーンのバランスがすごく大事。

花守さんの落ち着いた語り口や、感情の細やかな起伏を丁寧に表現する演技力は、まさにぴったりの人選といえるでしょう。

戦闘時の瞬発力ある台詞回しも楽しみだし、ふとした会話の中で見せる“素のリヨウ”にも注目です。

理知的で強いのに、ちゃんと心がある。 そんな彼女の魅力を、花守さんの声がきっとしっかり届けてくれるはずです。

◎代表作と魅力

• 『ゆるキャン△』（各務原なでしこ）── 天然系だけど芯のある癒し系ヒロイン
• 『アイドルマスター シンデレラガールズ』（佐藤心）── ギャル風キャラの奥にある繊細さが光る
• 『地獄楽』（山田浅ェ門佐切）── 武士としての誇りと人間味を両立した演技が魅力
• 『かぐや様は告らせたい』（早坂愛）── メイド×スパイ×女子高生、三面性を巧みに演じ分け

◎演技の特徴

明るさ・冷静さ・芯の強さをバランスよく演じ分けられる希少な声優。
戦闘シーンでの切れ味あるセリフと、感情のゆらぎを感じさせる静かな芝居、どちらも期待大です。

◆レグト（CV：森川智之）

レグトは、ルドにとっての“育ての親”。血のつながりこそないものの、ルドが人としてまっすぐ育ったのは、間違いなく彼のおかげです。

スラム街のような過酷な環境にいながら、レグトはちゃんと「人としてどう生きるか」を教えてくれた存在。ルドの心の“土台”を作った人物といっても過言ではありません。

物語の序盤、ルドの運命が大きく変わる事件が起きますが、そのきっかけに深く関わるのもレグト。登場シーンは多くはないかもしれませんが、一言一言がとても重くて、深い印象を残すキャラクターです。

そんなレグトを演じるのが、ベテラン中のベテラン、森川智之さん！

アニメファンには『鬼滅の刃』の産屋敷耀哉の神秘的な語りが印象深いですよね。あの“語りだけで心を動かす”ような演技力、本当にすごいです。

さらに『クレヨンしんちゃん』の二代目・野原ひろしとして、家庭的な温かさとコミカルさを自然に演じ分ける柔軟さも見逃せません。

加えて、トム・クルーズの吹き替えなど、説得力と包容力があふれる声は、アニメファンだけでなく映画ファンの心にも残っているはずです。

レグトは、ルドにとっての“心の中の羅針盤”のような存在。

たとえ彼が物語からいなくなっても、その教えやぬくもりがルドの中で生き続けていく、そんな“余韻を残すキャラクター”なんです。

森川さんの演技なら、レグトの優しさや厳しさ、そしてどこか哀しげな空気までも、すべて丁寧に伝えてくれるはず。

序盤での大きなインパクト、そして後半での回想シーンなど、どの場面もきっと胸に残る名演技になるでしょう。

◎代表作と魅力

• 『クレヨンしんちゃん』（野原ひろし／2代目）── 温かくて頼りになる“お父さん”
• 『鬼滅の刃』（産屋敷耀哉）── 静かな威厳と優しさに満ちたカリスマ
• 洋画吹替（トム・クルーズ）── 説得力ある低音ボイスが光る

◎演技の特徴

包容力・威厳・優しさを自在に操るベテラン声優。感情を抑えた芝居の中に“想い”を込める名人芸で、レグトというキャラの魅力を最大限に引き出してくれます。

◆ジャバー（CV：新祐樹）

ジャバーは、奈落でルドたちと共に生きる仲間のひとり。中でもひときわ目を引くのが、その荒々しい戦いぶりと、どこか不穏さを漂わせる雰囲気です。

戦闘能力は作中トップクラス。豪快でパワフルなスタイルながら、時折見せる“言葉にできない感情”が、彼という人物の奥深さを感じさせてくれます。

表に出てくる性格はぶっきらぼうで不器用。でもその奥には、何か大きなものを抱えていそうな気配があって、気になって仕方ない…そんな魅力があるキャラです。

そんなジャバーを演じるのは、いま注目の若手声優、新祐樹さん。

『東京リベンジャーズ』では主人公・花垣武道を演じ、情けなさ、葛藤、そして覚悟を繊細かつリアルに表現。涙を誘う場面も多く、感情の振れ幅に驚かされた方も多いのでは？

一方で、『EDENS ZERO』のジンではクールでバトルに強いキャラを演じ、まったく違う印象を見せてくれました。

ジャバーというキャラは、まさにこの新さんの“芯のある繊細さ”が活きる役どころ。

強さだけじゃない、内に秘めた思いとか、言葉にならない感情のうねりとか…。そんな複雑な内面を、声だけで描き出すことが求められるキャラなんです。

特に期待したいのは、感情がぶつかるシーンやバトルの中の“無言の芝居”。新さんなら、その空気感ごと届けてくれそうですよね。

◎代表作と魅力

• 『東京リベンジャーズ』（花垣武道）── 葛藤と成長をリアルに表現する演技力が話題に
• 『EDENS ZERO』（ジン）── クールなバトルキャラを静かに熱く演じ切る
• 『僕のヒーローアカデミア』（轟夏雄）── 短い出番でも印象に残る存在感

◎演技の特徴

若手ながらキャリアも豊富で、熱さ・繊細さ・心の揺れを声に乗せるのが得意。
バトル系はもちろん、“静かな感情の爆発”を演じさせると特に光る、今後さらに注目の声優さんです。

◆チワ（CV：伊藤美来）

チワは、奈落という過酷な世界の中で、ほっと一息つかせてくれる“癒し”の存在です。

ただ可愛いだけじゃなくて、ちゃんと周囲を見ていて、空気を読んで行動できる子。仲間にとっては、ムードメーカーでもあり、精神的な支えでもあるんですよね。

しかも、戦う場面では決して頼るだけの存在じゃなく、自分の役割をしっかりこなす姿勢も魅力的。“可愛いだけじゃない”芯のあるキャラというのが、チワの魅力なんです。

そんなチワを演じるのは、人気声優・伊藤美来さん！

『五等分の花嫁』では、中野三玖として内気だけど想いの強い少女を見事に演じ、三玖推しを量産しましたよね。

一方、『BanG Dream!』の弦巻こころでは真逆のキャラ、ハイテンションで天真爛漫な女の子を演じていて、そのテンションの高さと声の伸びに驚いた人も多いはず。

そんな演技の振れ幅が広い伊藤さんだからこそ、チワの「かわいい」と「強い」の両面を自然に表現できるんです。

戦場の緊張感の中でも、彼女の一言が場の空気を和らげたり、逆に鼓舞したり――“心を動かす存在”としてのチワに注目したいところです。

伊藤さんの柔らかく透明感のある声が、仲間たちの心をそっと支える…。そんなキャラクターになってくれそうで、楽しみですね。

◎代表作と魅力

• 『五等分の花嫁』（中野三玖）── 繊細な想いを内に秘めたヒロイン像
• 『BanG Dream!』（弦巻こころ）── 明るさと勢いが魅力のハイテンションキャラ

◎演技の特徴

柔らかさと芯の強さを併せ持つ声が魅力。
元気で天真爛漫な役も、感情を抑えたヒロイン役も自然にこなす、表現力の高い声優さんです。

◆ガチアクタの魅力まとめ

2025年夏、大注目のバトルアクションアニメ『ガチアクタ』がいよいよスタートします！

放送開始は7月6日（日）より、CBC/TBS系全国28局ネットにて。
まさに“全国放送で観られる”期待の新作アニメです。

原作は裏那圭（うらな けい）さん、グラフィティデザインは晏童秀吉（あんどう ひでよし）さんが手がけ、講談社「週刊少年マガジン」で現在も連載中。

「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門Global特別賞も受賞した話題作で、アニメ制作は『文豪ストレイドッグス』『モブサイコ100』でおなじみのボンズフィルム。この時点でクオリティに対する信頼感はバッチリです。

舞台はなんと、“犯罪者の子孫”とされる人々が暮らすスラム街。主人公のルドはその中で“族民”として差別されながらも、育ての親・レグトと支え合いながら日々を生き抜いています。

ところがある日、とんでもない冤罪事件に巻き込まれ、彼は地上から落とされてしまうんです。その場所こそが“奈落”と呼ばれる、誰も戻ってこれないとされる世界──。

でもルドはそこで終わらない。「クソみたいな世界を変えてやる」っていう反骨精神を燃やして、どん底からのし上がろうとします。

物語の魅力は、なんといってもこの社会の理不尽に抗う若者たちのエネルギー。

差別や格差、アイデンティティといった重たいテーマを扱いながらも、それをガチンコのバトルと個性的なキャラたちでエンタメに昇華しているところが、本作の真骨頂です。

声優陣も超豪華！ 市川蒼さん、小西克幸さん、松岡禎丞さん、花守ゆみりさん、森川智之さんなど、演技に定評のあるキャストたちが勢ぞろいで、それぞれのキャラクターに深みとリアリティを与えてくれます。

さらに、放送開始前からARフォトフレーム企画やアドトラックなど、プロモーション展開も豊富で、盛り上がりはすでに始まっています。

『ガチアクタ』は、社会派ドラマ×バトル×ストリートカルチャーという、これまでになかったジャンル融合アニメ。

“グラフィティ”のビジュアルセンスも相まって、2025年夏の話題作になること間違いなしです。